天然石ビーズに日本銘石の一つ 『近江多賀石』が入荷しました!
日本銘石の1つ、近江多賀石(OHMI TAGA Stone)。
多賀町で産出される石灰岩の一種。
石灰岩ですが強度が強く、色味や模様がありとても綺麗な銘石です。
約2億8000万年前の海中で形成されたものです。
彦根城や、伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)を御祭神とされる多賀神社が近くにあり、京都や奈良と同じく歴史や文化財、神話の多い地域です。
天照大神様の父親である伊邪那岐と、その妻の伊邪那美の二柱の神様は、日本列島を作った後に、多賀に最後の住居を構えたといわれています。
江戸時代には「伊勢神宮(ご祭神:天照大神)に参拝するなら、その親である伊邪那岐の宮(多賀大社)を参拝しなければならない」ともいわれていたほどのご由緒です。
意味:延命長寿縁結び厄除け
【日本銘石とは】
日本各地で産出される石で、協会の定める規定に基づいて銘石リストに登録されたものです。
産地、歴史、色彩、構造など、世界的に共有すべき「石としての総合的な魅力」を持つ鉱物のことで、その価値が認められるものが対象となっています。
銘石は、その物によっていくつかの条件に判別されます。
・文化的に顕著な普遍的価値をもつ地域を産地とするもの。
・石そのものに歴史的謂れのあるもの。
・希少性などにより高められるべき価値のあるもの。
・地質学上、鉱物学上の魅力が認められるもの。
・後世に残すことが難しくなっているか、その可能性を有するもの。
・その存在を広く普及し、認知されるべきものであること。
・ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ自然現象、または産地を象徴するもの。
それらが日本銘石協会の認定する代表的な銘石の条件です。
ただの石材や名産品ではなく、銘石として銘を与えることでより存在意義や価値は高くなります。
また、まだその魅力が認められていない石や、時代とともに日の目を浴びることのなくなってしまった美しい石も存在します。
日本の石を銘石に認定していくことにより、今新たな評価を受けています。