天然石ビーズに日本銘石の一つ 『八女石』の丸玉8mmが入荷しました!
日本銘石の1つ、八女石(YAME Stone)。
福岡県八女市山内・八女群上陽町・黒木町一帯で産出する銘石の一つです。
黄色軽石や黒色の黒曜石がレンズ状に入っている。
約7万年前の阿蘇火砕流の推積物です。
この時の阿蘇火砕流は大変大規模なもので、島原半島や天草と海峡を渡り山口県宇部にまで達しています。
この時の噴火によって現在のカルデラが形成されました。
八女石は軟質で、彫刻しやすく、軽量で、耐火性・耐寒性に優れているのが特徴的です。
主に石塔・石彫・仏石・灯籠に利用され、特に八女石灯籠は有名です。
採取される地層ごとに、硬さや、色に差が出ます。
八女の由来は八女津媛(やめつひめ)という日本書紀に出てくる女神が由来になっています。
意味:勝負運、変化、出世
【日本銘石とは】
日本各地で産出される石で、協会の定める規定に基づいて銘石リストに登録されたものです。
産地、歴史、色彩、構造など、世界的に共有すべき「石としての総合的な魅力」を持つ鉱物のことで、その価値が認められるものが対象となっています。
銘石は、その物によっていくつかの条件に判別されます。
・文化的に顕著な普遍的価値をもつ地域を産地とするもの。
・石そのものに歴史的謂れのあるもの。
・希少性などにより高められるべき価値のあるもの。
・地質学上、鉱物学上の魅力が認められるもの。
・後世に残すことが難しくなっているか、その可能性を有するもの。
・その存在を広く普及し、認知されるべきものであること。
・ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ自然現象、または産地を象徴するもの。
それらが日本銘石協会の認定する代表的な銘石の条件です。
ただの石材や名産品ではなく、銘石として銘を与えることでより存在意義や価値は高くなります。
また、まだその魅力が認められていない石や、時代とともに日の目を浴びることのなくなってしまった美しい石も存在します。
日本の石を銘石に認定していくことにより、今新たな評価を受けています。