ブックオブシャドウを付けよう
魔術日記は、あなたが魔術師である記録
魔術を行っている時、精神を研ぎ澄まし周囲の変化に集中していれば、何かと感じることがあると思います。
保護魔術を行っている時は体が保護膜に包まれるイメージを感じるでしょうし、恋愛魔術においては、好きな人に向ってあなたの思念や念が飛んで行き、好きな人に何かを伝えられたような感覚になることもあるでしょう。インセンスを焚き深呼吸をしていているととても気持ちが良くなり、心身ともに純化されるのが解ったとか、マジカルソープで洗浄しプロテクションバスソルトのお湯につかっていたらオーラが美しくなって運が向上したような気がする、といったものもあると思います。
魔術日記は、そういうことを事細かに記載していくもの。
その日記を、ブックオブシャドウと言います。
魔術日記をつける意味や効果については、実践して行くうちにはっきり理解できると思いますが、自分の成長過程を知る上や初心に帰るため役立つでしょうし、どんな魔術であっても、やりっぱなしで効果があったかどうかだけ気にするのでは効果は半減します。特に瞑想やイメージングを行った時はしっかりと後で書かねばなりません。書いて記録に残すことによって、イメージを意識の中に定着させることが出来るからです。
行った魔術、その魔術の途中で感じた感覚、効果があったかどうか、瞑想の結果、魔術の途中で浮かんできた事etc.を記載してください。
占いの結果や、特別に意味がありそうな夢を見たときも記録しておくといいと思いますが、夢日記は記憶回路の混乱をきたす場合がありますので頻繁につけ過ぎないように注意してくださいね!
一般的な付け方
聖別されたペンを用いて、ブックオブシャドウに書いてください。無ければ白紙ノートなら何でもかまいませんが、ルーズリーフなどを使った場合、バラバラになりやすいので極力大学ノートなどを使用しましょう。
日本語でもかまいませんが、ヘブライ文字やラテン語、英語を使うのも良いと思います。
日時、時間、場所、行った魔術とその結果は必ず書きます。
出来れば、太陽と月の入る星座や天気、体調なども書いてください。「結果」には、魔術に関して素直に感じたことを日記のように書いてください。何もしなかった日でも、必ず「何もしなかった」ということを書きましょう。ノートを開く習慣を失ってはいけないからです。ただし、「何も出来なかった言い訳」は極力書かないでください。
保管はもちろん、家族に見つからないところにしてください。