説明
日本創世、日本神話に欠かせない大国主命の土地「出雲の国」の石。
大国主命は、日本では大黒様と同一視されます。
古事記に登場する出雲大社は天にそびえるほど高かったとされ、現代の調査では48mもの高さだったといわれています。
古代日本史のミステリーのひとつで、出雲には独立した政権があり、現代の日本を継承する大和政権に国を譲ったとされます。
神無月を出雲では神在月と呼び、しめ縄の締め方も全国とは逆になっており、神話が創作だけではなく、なんらかの勢力がこの地方にあったと裏付けるものだと信じられています。
島根県宍道町来待の石で、1400万年前に形成された擬灰質砂岩。
古くには、古墳時代や中世から愛された石で、江戸時代には松前藩が藩外に持ち出し禁止にし、松江城の築城にも出雲石がしようされている歴史的な石です。
青い灰をしていますが、時間が経つと黄色になっていく不思議な石です。
太古の昔、海だったころの生物が、この出雲石に閉じ込められ、今でも化石が含まれていることがあります。
昭和55年にパレオパラドキシアの左下骨化石が、この出雲石から発見され話題になりました。
意味:出世開運、商売繁盛、縁結び
【日本銘石とは】
日本各地で産出される石で、協会の定める規定に基づいて銘石リストに登録されたものです。
産地、歴史、色彩、構造など、世界的に共有すべき「石としての総合的な魅力」を持つ鉱物のことで、その価値が認められるものが対象となっています。
銘石は、その物によっていくつかの条件に判別されます。
・文化的に顕著な普遍的価値をもつ地域を産地とするもの。
・石そのものに歴史的謂れのあるもの。
・希少性などにより高められるべき価値のあるもの。
・地質学上、鉱物学上の魅力が認められるもの。
・後世に残すことが難しくなっているか、その可能性を有するもの。
・その存在を広く普及し、認知されるべきものであること。
・ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ自然現象、または産地を象徴するもの。
それらが日本銘石協会の認定する代表的な銘石の条件です。
ただの石材や名産品ではなく、銘石として銘を与えることでより存在意義や価値は高くなります。
また、まだその魅力が認められていない石や、時代とともに日の目を浴びることのなくなってしまった美しい石も存在します。
日本の石を銘石に認定していくことにより、今新たな評価を受けています。
グレード:B (グレードは仕入業者設定よりも厳しくつけております)
約8mm
島根県産。ヒビ・クラック・凹み有り。形状不安定。サイズにばらつき有り。
柔らかい石なので崩れやすいので取り扱いにはご注意下さい。
天然石ビーズについて
- さざれは5cmあたり、それ以外は1個(1玉、1粒)、0.5本、1本当たりの価格(消費税込)です。
- 0.5本は約19~20cm、1本は約38~40cmあたりの価格で、1個単位で買うよりお得です!(一部、0.5本19cm未満、1本38cm未満のものがございます)
- お客様にご購入後のご不満をお持ちいただくことがないようグレードは仕入業者設定よりも厳しくつけておりますので是非、拡大画像等もご検討ください^^>>天然石・パワーストーンのグレードと不良品目安
- 商品によっては、形状不安定のものやサイズのばらつき、クラック等がありますので写真と説明をご確認いただけますと幸いです。
- 他モールとの共有在庫のため、ご注文のタイミングによっては商品をご用意できない場合がございます。