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山形碧玉(日本銘石)
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日本銘石の1つ、山形碧玉(YAMAGATA Jasper)。
過去=黄泉と夜を司る月の神「月山(がっさん)」、
現在=現世利益の太陽の神「羽黒山(はぐろさん)」
未来=蘇りの星・宇宙の神「湯殿山(ゆどのさん】」の出羽三山信仰の石。
それぞれの山頂に神が祀られており、三つの山が連なることは仏教においても神聖であるとされています。
縄文時代の石器なども見つかっており、歴史的にも古い地域です。
平安時代には平将門の乱て逃れた平家がこの地をひらいたとされ、この時にちなむ地名が多く残っています。
湯殿山神社は弘法大師空海が建立したと伝えられており、行者で埋め尽くされるほど最盛期には賑わったそうです。
碧玉は、酸化鉄により赤くなりますが、この地の碧玉は他の産地のものと比べ茶色みがかっています。
山形碧玉だけでなく、瑪瑙も産出される銘石の産地です。
意味:安楽、現世利益、蘇り
【日本銘石とは】
日本各地で産出される石で、協会の定める規定に基づいて銘石リストに登録されたものです。
産地、歴史、色彩、構造など、世界的に共有すべき「石としての総合的な魅力」を持つ鉱物のことで、その価値が認められるものが対象となっています。
銘石は、その物によっていくつかの条件に判別されます。
・文化的に顕著な普遍的価値をもつ地域を産地とするもの。
・石そのものに歴史的謂れのあるもの。
・希少性などにより高められるべき価値のあるもの。
・地質学上、鉱物学上の魅力が認められるもの。
・後世に残すことが難しくなっているか、その可能性を有するもの。
・その存在を広く普及し、認知されるべきものであること。
・ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ自然現象、または産地を象徴するもの。
それらが日本銘石協会の認定する代表的な銘石の条件です。
ただの石材や名産品ではなく、銘石として銘を与えることでより存在意義や価値は高くなります。
また、まだその魅力が認められていない石や、時代とともに日の目を浴びることのなくなってしまった美しい石も存在します。
日本の石を銘石に認定していくことにより、今新たな評価を受けています。